レポート

人間蒸発上映会&トークセッション レポート @かもめ座

by 2017年4月 1日 10:36 PM

2月11日、この日真眼塾は「はみ出し真眼塾」と題して、
南阿佐ヶ谷にあるART THEATER かもめ座さんにて、
今村昌平監督作品「人間蒸発」の上映会とトークセッションを開催しました。
沢山の今村昌平ファンの方にご参加頂きありがとうございました。

トークセッションには、「人間蒸発」で撮影を担当した写真家の石黒健治さんと、
録音を担当した武重邦夫さんをお招きし、新鋭の映画監督石井慎吾さんとの対談が実現しました。

「人間蒸発」は、とあるテレビ局のドキュメンタリー企画が発端となった作品でした。
ですので、当然のこととして失踪者の捜索を記録していくということで撮影は始まりました。
しかし、失踪者の捜索は難航し、過酷な撮影や失踪者のこれまでの人間関係が明らかになるに連れて、登場人物の心理は徐々に変化していきます。
そして、この作品はドキュメンタリーという枠を大きく破り、
ノンフィクションからフィクションへと展開していくことになります。

今回のトークセッションでは、この作品がなぜノンフィクションからフィクションへと変化していったのかを、撮影スタッフである石黒さんと武重さんに、当時の撮影秘話も交えながらお話頂きました。




【トークセッションゲストのご紹介】

石黒 健治(いしぐろ けんじ)
写真家。1959年桑沢デザイン研究所修了。同年、写真協会新人奨励賞受賞。
主な写真展に「不幸な若者たち」「ナチュラル」「シアター」「夫婦の肖像」など。
写真集は「広島HIROSHIMA NOW」「ナチュラル」など。
そのほか、ミステリードキュメント「サキエル氏のパスポート」を出版。
また、映画「人間蒸発」(今村昌平監督)の撮影担当、 「無力の王」(東映セントラル)を監督。
作品集『沸騰時代の肖像 PORTRAITS OF THE 60S』 1960年代を彩った、豪華スターたちの肖像。
全点モノクロ、写真約120点所収。

▶ 石黒健治Webサイト


武重邦夫(たけしげくにお)
1965年、今村プロダクション結成に参加。
1975年、今村監督とともに横浜放送映画専門学院(現在の日本映画大学・日本映画学校)を創立
現在は映画監督、プロデューサー、学校法人神奈川映像学院(日本映画大学・日本映画学校)相談役。
シネマネストJAPAN創立者。

人間蒸発の撮影を記録した「愚行の旅」(シネマネストJAPANサイト )

石井慎吾(いしい しんご)
映画監督。27歳。東京都出身。
大森立嗣監督の『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』脚本協力。
監督作品『ケージ』2011年ぴあフェスティバル上映作品。

▶ ぴあフェスティバル『ケージ』紹介ページ

トークセッションの打ち合せ中。

撮影を担当した石黒健治氏。

トークセッションの様子。

上映前の記念撮影。

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