レポート

美味しい!の4大要素
ごはんの時間 第7回~グルメの秘密編レポート~

by 2017年4月 1日 10:36 PM

先日、ニューロ吉祥寺にて、金井一浩さん(金井米穀店)を講師に迎えた食の講座「ごはんの時間 第7回」が行われました。

今回のテーマは「グルメの秘密」。美味しい!と思うのはなぜなのか。4つのポイントで考えていきました。

美味しい!と感じさせる4つの要素
食べ物を食べて美味しい!と感じるという瞬間はどのような時でしょうか?
真夏に飲むビール、飲んだ後のラーメン、食後のコーヒー、、、人によって様々です。

その瞬間を決める要素は4つあるといいます。
①生理的欲求→すごくのどが乾いている時に飲むビール
②食文化や記憶→海外旅行から帰ってきた時に飲んだお味噌汁
③刺激や依存→呑んだ後のラーメン
④情報→おすすめされた人気のお店

自分が美味しい!と感じる瞬間はどれに当てはまるでしょうか?

テーブルにならんだ「美味しいもの」
今回はおいしいものを食べながらの授業!ということで、テーブルに並んだのは、
市販のバターロール、手作りの酒粕酵母のパン(パンのオオトヤ)、かっぱえびせんなどスナック菓子炭酸飲料、果汁100%ジュース。

その日は暑かったので、冷たい飲み物は美味しく感じられました。

「やめられない、とまらない」のかっぱえびせんなどスナック菓子。
参加者の方でもついつい買ってしまう、という方も。
これらのスナック菓子は上記の③刺激や依存に関係していて、塩分や油分を高めることで、依存性が高くなり、食べたくなってしまうようにできているのだとか。
マーケティングなどにも関わっていて、「売れる」為の研究が相当されている、とのことです。

市販のバターロールと手作りのパン。バターロールにはバター以外にマーガリンと加工油脂が使われており、油分の味がとても強い印象。
逆に手作りのパンは少しの塩分でしっかりと塩味が感じられました。食べ比べてみるとわかることもあり、面白かったです。


美味しい!を選ぶ
今回の授業で、美味しい!と思うのはとても本能に近く、人間の欲求に正直なものなんだ、と感じました。
安心、安全ばかりに意識がいくと、逆に美味しいものや贅沢はしちゃいけないのかしら、などと思ったりしますが、
美味しいものを求めることも、人間にとって自然な姿であるように思います。

ただ、美味しいけれど、あんまり食べ過ぎてはいけないもの(砂糖や油分が多い)、美味しいと思わされているもの(企業のマーケティング)、というものもあって、
それらに偏りすぎず、食事を楽しむ、ということが大切かな、と思いました。

そして講師で米屋さんである金井さんが、「お米とは日常食の文化と記憶を伝えるもの」とおっしゃっていたのが印象的でした。
炊きたてのお米が美味しい!なんて思えるのは、日本人の特権かもしれませんね。

次回は8月19日(火)に開催致します。
ニューロ吉祥寺ではなく、特別に「食品文化センター」の見学を行います。
詳細は当ホームページでお知らせ致しますので、お気軽にお問い合わせください!

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